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MOKUROKU

あなたは何タイプ、とは言いません。ただ並べるだけの目録。

Why

診断は答えをくれるが、たいてい忘れる

自己分析の道具はたくさんあります。 いくつか質問に答えると、四文字のタイプや動物や色に分類されて、 「あなたはこういう人です」という文章が出てくる。 読んだ瞬間は当たっている気がして、一週間後には何型だったか忘れています。

忘れるのは記憶力の問題ではなく、 受け取ったのが要約だけで、材料が手元に残らないからです。 分類は結論であって、自分の中身ではありません。

MOKUROKU は結論を出しません。 カードに書かれたものを見て、好き・どちらでもない・嫌いのどれかに振り分ける。 それを続けると、三つのリストが残ります。 解釈は付いてきません。残るのは、自分が答えた具体だけです。

Features

できること

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Background

性格診断が「当たる」と感じる仕組み

診断結果を読んで当たっていると感じる現象には、名前がついています。 バーナム効果といって、 誰にでも当てはまる曖昧な記述を、自分だけに向けられたものだと感じてしまう心理的な傾向です。 占いの文章が当たって感じるのも同じ仕組みです。

「あなたは社交的な面もありますが、一人の時間も必要とします」 という一文は、ほとんどの人に当てはまります。 それでも自分について書かれた文章として読むと、思い当たる場面が次々に浮かびます。 浮かんだ場面のほうを証拠として数えてしまうところが、この効果の厄介な部分です。

もうひとつの問題がタイプ分けの不安定さです。 人を四つや十六の型に押し込む方式は、 境界線の近くにいる人が、そのときの気分や質問の言い回しで別の型になってしまいます。 同じ人が時期を変えて受けると違う結果が出ることは珍しくありません。 連続的なものを線で切っている以上、これは避けられない性質です。

だからといって自己分析が無意味なわけではありません。 問題なのは分析そのものではなく、 結論だけを受け取って材料を捨ててしまうことです。 「内向型だから」で止まると、次に進めません。 「人の多い場所が三時間を超えるとつらい」まで具体があると、予定の組み方が変わります。

Design

あえて作らなかったもの

進捗を出していません。 「300枚中50枚」「達成率」を表示した瞬間に、 これは終わらせるべき課題になり、診断アプリに戻ります。 目録に完成はありません。残りが何枚あるかは見せない作りにしています。

「どちらかというと好き」を用意していません。 五段階にすると、日本語では中間寄りの選択肢に答えが集まります。 その結果、「好き」がぬるいもので埋まって、 本当に濃い少数が見えなくなります。 迷いはすべて「どちらでもない」に落とす設計にしました。 結果として真ん中がいちばん大きな山になりますが、それでいいと考えています。

結果ページを作っていません。 集計してタイプ名を出すのは簡単ですが、それをやると出発点に戻ります。 リストを眺めて何を思うかは、こちらが決めることではありません。

使い方としては、就職や転職の自己分析、 パートナーや家族との会話のきっかけ、 あるいは何もない日に自分の輪郭を確かめる、といったあたりを想定しています。 正しい使い方はありません。

FAQ

よくある質問

結果を診断してくれないのですか

しません。タイプ名も点数も出しません。残るのは自分が振り分けた三つのリストだけです。

全部答え終わる必要はありますか

ありません。途中でやめても答えは残りますし、後日続きから再開できます。終わらせることを目的にしていない作りです。

迷ったときはどれを選べばいいですか

少しでも迷ったら「どちらでもない」で構いません。はっきり好きなもの・はっきり嫌いなものだけを両端に置くほうが、あとで見返したときに役に立ちます。

回答はどこに保存されますか

お使いのブラウザの中にだけ保存されます。サーバーへは送信していません。ブラウザのデータを消すと回答も消えます。