「どこにする」で止まる時間をなくす。
Why
日程調整ツールで日にちが決まったあと、グループのやりとりが必ず止まる場所があります。 「どこにする」です。全員が遠慮して、店のリンクだけが三つ貼られたまま数日が流れる。
決まらない原因は、意見がないことではなく意思表示の場がないことでした。 チャットで「A がいいです」と最初に言うのは、地味に勇気が要ります。 でも、票を入れるだけなら押せる人は多い。
FLOW BASHO は候補を並べて投票するだけのツールです。 日程を決める FLOW YOTEI の兄弟アプリとして、決まらない後半を引き受けます。
How
FAQ
不要です。共有されたリンクを開いて選ぶだけで投票できます。
できます。話しているうちに新しい案が出てきたら、その場で足してください。
名前を入れて投票する形式です。誰の希望かが見えるほうが、そのあとの相談が進みやすいためです。
日程は FLOW YOTEI が担当しています。日にちを決めてから場所を決める流れで、二つを並べて使えます。
Guide
日程は決まったのに行き先が決まらない、というのは幹事あるあるですが、 これは参加者のわがままではなく、決め方の設計で起きています。 よくある詰まり方を三つ挙げます。
候補が出そろわないまま議論が始まる。 「どこがいい?」と開かれた問いを投げると、たいてい「どこでもいいよ」が返ってきます。 これは本当にどこでもいいのではなく、 ゼロから案を出すコストが高いから回避されているだけです。 先に3〜6個の候補を並べて選択問題に変換すると、途端に意見が出ます。
単純多数決を使う。 一人一票の多数決は、票が割れると 「大半の人が積極的に嫌がっている案」が最多票で勝ってしまうことがあります。 4案あって35%・25%・22%・18%に割れた場合、 勝った案を望まなかった人が65%いる、という状態です。
これを避ける実用的な方法が承認投票です。 一票を選ばせるのではなく、「行ってもいい案すべて」に印をつけてもらい、印の多い案を選ぶ。 強く支持されている案より、みんなが受け入れられる案が勝ちやすくなります。 幹事の負担が減るのは、ここで「なぜその店なのか」を説明しなくてよくなるからです。 決めたのは幹事ではなく、手続きだからです。
締め切りを決めない。 投票期限のない投票は集まりません。 「明日の21時まで」と切って、その時点の集計で確定すると宣言しておくと、 未投票の人が出ても進められます。
Tips
候補の数は3〜6個が扱いやすい範囲です。 2個だと対立構造になって角が立ち、 7個を超えると比較そのものが面倒になって投票率が落ちます。
候補には、価格帯・最寄駅・個室の有無のように 判断が分かれる軸を先に添えておくと、質問の往復が減ります。 「どこも良さそうで選べない」は情報不足のサインです。
アレルギー・苦手なもの・車椅子や階段の可否は、 投票より前に確認しておく事項です。 これらは多数決で決めていい種類の項目ではありません。 決まったあとに判明すると、決め直しのコストが一番高くつきます。
最後に、幹事自身の票は最後に入れるのがおすすめです。 先に入れると、その案が「幹事の推し」として扱われて、 正直な票が集まりにくくなります。